YANAGAWA KOUHEI
柳川 亘平
くいもの屋わん/一般社員
入社3年目
「転職して良かった」と
思える場所で出会う新たなやりがい
お客様とより直接的につながれる、
やりがいある環境を求めて
前職ではデパ地下で食品販売などの営業職をしていたのですが、いつの頃からか、「お客様とよりリアルに接して、つながれる仕事がしたい」と思うようになりました。それを叶えられる場所はどこだろうと考えた時、浮かんだのが飲食店だったんです。同じ“食”を扱う業界ですし、自分の経験も何か活かせるのではないかと思い、転職をすることにしました。
転職の時に選定軸にあったのは、会社規模と業態数です。どんな業態をやりたいか、そもそも自分の中でも決まってはいなかったのですが、業態がたくさんあるなら選択肢も多いですし、魅力的なのではないかと。そうして検討した結果、2020年にオーイズミフーズに入社しました。
現在は、くいもの屋わん池袋東口店で、接客やドリンク・キッチン製造、仕込み・開店準備といったホールスタッフ業務の他、アルバイトさんの育成などの業務を担当しています。池袋東口店は場所柄、お客様も多く、忙しい店舗なので、社員として一通り対応できるように動いています。そんな現場でいつも心掛けているのはやはり、「お客様に楽しい時間を過ごしていただくこと」。そのためにも、私が大事にしているのは、決してマニュアル通りに動くのではない柔軟性です。例えば、誕生日などのお祝いの席ではきれいに盛り付けをしたケーキをご提供するなど、お客様を喜ばせる、楽しませるために融通をきかせるようにしています。当店は、そうした融通に対して許容してくれるお店なんです。そういった行動を通じて結果的にお客様が喜んでくださることが、まさにここで働くことのやりがいにつながっています。
コロナ禍での困難な状況で知った
連帯感と企業の姿勢
実は、私の入社時はまさにコロナ禍の自粛期間中だったので、お店としては本当に大変な時期だったんですね。営業はしていても当然お客様が入らない、その上飲食店に対する営業制限などもかかり、いろいろなことが思うようにいかない、そんな状況でした。それでも「この環境で何とか頑張るしかない」という想いで、社員同士で話し合いをしてランチ営業をやったり、お弁当を販売してみたりと、状況を打破するための施策を打ち出し続けました。入社したばかりの身ではありましたが、こうした経験で、みんなで気持ちを一つにして、上手く連携して取り組むということを早々に身に着けることができたのかもしれません。
また、こうした困難な状況でもやり続けることができたのは、お客様からいただく感謝の言葉はもちろんですが、従業員を大切にする企業姿勢があったからだと思っています。給料カットがなかったので働き手として安心感をもって働けましたし、オーイズミフーズの企業規模の大きさを改めて知ることができました。
風通しの良い、
働きやすい環境で
大切にしているコミュニケーション
入社して3年目になりますが、「転職をしてよかった」と感じることがいろいろありますね。まず魅力を感じるのは、従業員同士が立場を越えて言い合える、風通しの良い環境です。当店は学生のアルバイトさんが多いのですが、年齢に関係なくフラットなコミュニケーションが取れますし、社員、アルバイト問わず、仲間が困っていたら積極的に助けるという行動が当たり前のようにできるんですよね。例えば、大事な用事で休みを取りたい時に休ませてもらえるといったシフトの融通も、従業員数が多いというのも起因しているかもしれませんが、現場で良好な人間関係が構築されているからこそ可能になることだと思います。
そんな環境作りに一役買うためにも、私自身もコミュニケーションを大切にするようにしています。基本、自分が話すよりは聞き役にまわるのが得意なタイプなので、相手の話をじっくり聞きながら次の言葉を引き出すように配慮するなど、できるだけ相手に気軽に話してもらえるように努めています。
ここで見つけた、
人を見守り、育てる楽しみ
それから、若い方が多い環境なので必然的に人材育成に携わる機会も多いのですが、それも自分にとって非常に魅力的なんです。人を育てていくうちにその人の良さが出てきますし、最初は正直雑だった仕事ぶりも時間が経つにつれて丁寧になってきて、その人の成長や変化がわかると、「ああ、意識を変えてくれたんだな」と嬉しくなります。どんな人もそれぞれ、スイッチが入る瞬間があるんですよね。こうした一人ひとりの変革が良質なサービスにつながり、店全体を変えていく起爆剤になる。だからこそ、人をどう育てていくかはとても重要で、社員同士でも育成面の話はよく議題にのぼります。若いアルバイトさんの他、今は外国人社員も増えてきていますから、日本語指導を行う機会もあるなど、育成内容も範囲が広がってきていると感じます。
また、オーイズミフーズでは、従業員一人ひとりがスキルアップするためのサポートも積極的に行っていますから、本人が望めば成長できる環境があります。接客スキルを向上させるための勉強会や、ソムリエや利き酒師の資格取得のための費用の補助など、いろいろな形でサポートをしてくれます。私も取得したいのですが、下戸なので難しいかなと……自分の中で葛藤しているところです(笑)。
多種多様な人材を受け入れる会社で、
やりがいを見出し続けたい
それから、私がこの会社へ来て印象的だったのが、多様な人材を受け入れているという点です。企業規模が大きいからか、職場にはさまざまな業態から転職してきた中途社員やアルバイトの方がいらっしゃいます。特に当店で働くアルバイトさんには、池袋という場所柄、夢や目標を持って東京に出てきたという方が多く、こういった多種多様な人と関わりながら働けるというのは面白さや魅力の一つでもあるのかなと思います。
そんな職場で働く中で今目指しているのは、店長職に就くことです。そのためにも、時間がある時には新たにできることを見つけてやるようにしたり、普段の仕事のプラスアルファを意識して動くようにしています。現職場の花形店長から店長になるために覚えるべきことを教えていただくなど、まわりのサポートも受けながら一歩ずつ店長になるための布石を打っているところです。店長になることができたら、どこに配属になったとしても、そのお店の持っている良さを活かしながら、よりよい店づくりをしていきたいです。まさに今やりがいを感じている人材育成の店舗版ですよね。転職して良かったと思えるこの場所で、新たなやりがいを見出し続けていきたいと思っています。