「くいもの屋わん」では、器にも拘っています。
そもそも「わん」の由来は「椀」から来ています。
器も料理の一部と捉え、一部の食器は本物の陶器を扱っています。
栃木県益子町、言わずと知れた益子焼の生産地。
くいもの屋わんで、お通しサラダ等の器などを作っているのが、益子で窯を構えている陶房はせがわ 代表取締役 長谷川隆司さん。
器を作っていると簡単にいうが、長谷川さんの窯では、一つ一つの行程を少人数で手作業で作っています。
【長谷川さんのコメント】
器の底の厚み、直接口に当たるフチなどを失敗を重ね改良してきました。
改良した回数は一桁とか二桁ではないので覚えていません。
自分が良いな、楽しいなと思えるものを今後も作っていきたいです。
去年お父さんから窯の運営を引き継ぎました。最初は忙しそうだから手伝うかという気持ちで窯に入って15年。
我々はこの地で、先々代よりも前から、益子で焼き物を焼いています。
陶房はせがわの焼き物の特徴は土のぬくもりと焼き色にあります。
その色は、“炭化”といい昔から益子でも焼かれていた手法を、先代が効率よく焼き上げ広めたものです。
この益子焼が「くいもの屋わん」の古民家風の内装に良く合います。
今日も乾杯の席で長谷川さんの"誰にも負けない"グラスが掲げられ、場を盛り上げるために一役買ってくれています。
※店舗により取り扱っている器は異なります。
※ビールゴブレットは一部店舗では「瑞浪焼」を使用しております。