OOYAMA NOZOMU
大山 望
ベンジャミンステーキハウス/アシスタントマネージャー
入社6年目
学べる環境で、人、
そして自分を成長させる。
風通しの良い職場で大切に
しているのは、従業員との関係性作り
前職も飲食店で、今とはまったく違う業態の焼鳥屋で働いていました。子どもが生まれたことを機に、この職場では家庭で過ごす時間を作れないと感じて転職を考え始めました。福利厚生の手厚さや休みがしっかり確保できることなど、ワークライフバランスを重視して転職先を探していたところ、出会ったのがオーイズミフーズだったんです。さらに条件面に加え、取得していたソムリエの資格もここでなら活かすことができそうだと考え、入社を決めました。
事前情報として働きやすい職場だということは認識していましたが、実際入社してみると思っていた以上に良い環境だということを実感しましたね。週休2日はもちろん、勤務時間がしっかり管理されているので夜遅くまで仕事をすることもほぼありません。前職では夜中に帰宅してすぐ就寝、起きたらすぐに出勤といった忙しないスケジュールでしたが、ここへ来てからは帰宅後の自分の時間を確保して、プライベートを充実させることができるようになりました。
しかも職場は非常に風通しが良く、従業員同士がフラットな関係性を築ける環境でとても魅力を感じています。今、職場には社員、アルバイトさんも含めて30名ほど在籍していますが、年代が近く、家庭のある従業員が多いこともあり、何かあった時はお互いに思いやりながらフォローし合える、そんな環境です。私自身もこの場で働く一員として、「元気と笑顔」を常に心掛けるようにしています。負の空気は連鎖しやすいですし、忙しくしているとつい話しかけにくい空気を出してしまいがちです。まわりの従業員に安心して働いてもらえるよう、いつでも話しかけやすい雰囲気を作るようにするなど、彼らとの関係性作りを大事にしながら仕事をしています。
人を育て、成長を見守ることが
モチベーション
現在、私はアシスタントマネージャーとして、従業員へのサービス指導、営業オペレーションコントロール、ワイン等飲料の発注管理などの業務を行っています。表立って動くというよりは、前線で働く従業員たちの背後からフォローをする形で現場と向き合っています。どうしたらオペレーションをうまく回していけるか、従業員満足度を上げるためにどう声掛けをしていくべきか、そんな風に全体を俯瞰しながら動いていますね。また、各自が立場とそれに伴った役割を持っていますが、それぞれが割と自由に、できることをやるというフラットな権限を持って仕事をしています。それも、この職場の風通しの良さにつながっているのではないかなと思いますね。
アシスタントマネージャーになって4年が経ちますが、この立場になったことで自分でも意識が変わったなと感じる部分があります。それは、仕事のモチベーションです。入社当初は、お客様に喜んでいただくことがモチベーションでしたが、自分が教える立場になった今は、お客様を喜ばせられる人材を育てることにモチベーションを見出しています。従業員を育てることで間接的にお客様を喜ばせることができますし、自分がどう教えたらその人に上手く動いてもらえるのか。そういうことを考えながら従業員の成長する姿を見ることが、一つの楽しみになっているんです。
いわゆる飲食業は、ゲストファーストと呼ばれる業界ですが、お客様を満足させるためには私たちもまずは従業員の皆さんを満足させる必要があります。そのためにも、もちろん労働環境はちゃんとしていないといけないですし、成長してほしいから指導もしっかり行います。せっかくうちのお店で働いてくれているのだから、お金だけ稼げばいいというのではなく、働く本人にも働く価値や意味を見出してもらいたいと思うんです。実際、うちのお店に働きにくる学生のアルバイトさんには、社会に出る前に高級レストランのサービスやテーブルマナーを学びたいという意欲的な方が多いんですよ。お店や飲み物の選び方、予約の仕方など、自分が接待を仕切る時に役立つことがたくさん学べますから。例えば、ワインに少し詳しければ、接待の時もコーディネートができ、「仕事ができるね」と高評価につながるかもしれません。ワインを学んで資格を取りたいという子もいますし、このお店で働くことに自分の将来をつなげてもらえたらいいなと思っています。
意欲的に学べ、裁量のある環境が、
働くことに楽しみを与えてくれる
オーイズミフーズは、資格取得のための支援も積極的に行っている会社です。この点も、私がここで働くことに魅力を感じている理由の一つですね。ホスピタリティを学べる「グローイングアカデミー」という研修プログラムを利用することができますし、現場には必要なものが揃っている分、レストランサービス技能検定やワイン関連の資格に役立つ知識や技能を身に着けることもできます。また、現場にも学べるチャンスは転がっています。特にうちのお店はワインの在庫が2万本近くあるので、高価なワインに触れることができますし、お客様もワインに詳しい方が多く、従業員にはソムリエもいます。これこそ、オーイズミフーズという企業母体の大きさがあるからこそ実現できる環境ですよね。意欲的に学びたいという方にとっては、望ましい学びの環境が用意されていると思います。
また、裁量のある職場であることもポイントが高いと思います。実は、うちの店にはがっちりとしたマニュアルは特になく、裁量権がかなり与えられているんです。特にワインに関しては選定やリスト作成、仕入れも価格設定もすべてお店に任せてもらえています。なぜそれが実現できるかというと、恐らく、「ファミリーフレンドリー」というBENJAMIN STEAK HOUSEニューヨーク本店のコンセプトが運営軸にしっかりあるからだと思います。「レストランで食事をとるという緊張を要する場ではなく、自宅に帰ってきたような温かくフレンドリーなサービスでもてなす」というのが、このコンセプトの意味するところです。だから、大事な家族や友人をもてなすように心温まる良質なサービスを提供するのが、私たちがここでやるべきことだと考えています。マニュアルがなくて時に試行錯誤することもありますが、お客様が喜んでくださることに根差したコンセプトなので、その苦労すら働く私たちには楽しく感じられるんですよね。
学べる環境で積極的に学び、
オンオフで自分を成長させていきたい
今はまだ、将来目指したいことを明確化できてはいません。だからこそ、まずは今目の前にある、自分にできることをどんどん覚えて吸収したいと思っています。外国人のお客様の多いお店なので英会話も上達させたいですし、最近着任した新たな支配人が数字にとても強く、店舗運営に関して多くを学ばせていただいています。アピールは苦手な性分ですし、出世欲が強いわけではないのですが、日頃の頑張りを評価してくれる職場なので、学べることを積極的に学び、自分の成長につなげていきたいですね。
働き甲斐のある環境で働ける上、休みもしっかり取れるので、オーイズミフーズへ入社してからは精神的にも時間的にも余裕が生まれました。近年のコロナ禍で、プライベートでは筋トレをやり始めたんですよ。ソムリエの資格取得は自分に自信をつけるために挑戦したことでしたが、筋トレをしてスーツが似合う身体つきになったら、また一つ自信を持つことができるんじゃないかと思うんです。オーイズミフーズは、オンオフで自分を成長させることができる場所。入社して6年目になった今、そんな風に感じています。