オーイズミフーズ

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TAKENAKA KOTA

竹中 広大

くいもの屋わん / 店長

入社5年目

「できる人間を演じる」それが自分を成長させる

できる人間は目立つ

この会社に入って、私の価値観が大きく変わるきっかけがありました。それは、私の上司にあたる人に言われたこんな言葉です。
「仕事とプライベートと会議、この3つの自分は全部違う自分だと思え。」
「お前のライバルは、セカンドポジションの全員だ」
「できる自分を演じろ」
元々は前に出るようなタイプの人間ではなかったですし、セカンドのポジションが一番居心地が良いとずっと思っているタイプでした。でも、この言葉が何故かずっと自分の中に強く残り、それ以来、いつも何かしら目立つ働きをするようになりました。
今は、お客様に対しても社内に対しても、自分自身の存在を示すことが大切だと思ってます。自分の名前を知ってもらわないと、認知もされないし、印象にも残らない。逆に、自分の存在を認知してもらえれば、人からの評価を受けるステージにも上がることもできるはずなんです。ですから、目立つ自分であるように意識をして行動しています。
「目立ちたい」といっても、言葉の意味通り“派手に目立つ”のではなく、「できる人間だからこそ、人から注目してもらえる」ことが大切だと思っているので、そのためにもまずはあえて「できる自分を演じる」ところから始めるようにしています。そうやって演じているうちに、人は成長して、自然と演じなくてもできるようになっていくと思うんです。
実際、入社当時は店長になりたいなんて全く考えていなかったんですが、結果今は店長になりましたし、「目立つ=良い変化を起こす=できる人間」という意識で今も行動しています。

店長としてのあり方の変化

オーイズミフーズに入社して意識が変わり、店長を目指し、実際になることができました。ただ、当たり前なんですけど、店長という職位はやはり簡単なものではなくて。店長になった当初は特に「人財」のマネジメントに苦労しました。今でも、スタッフのことについてはいつも考えています。うちの店舗は外国籍アルバイトが半数以上を占めているので、コミュニケーションの量と質が一層重要になってくるんです。店長という立場からすれば、モチベーションが高く、できるだけ長い期間働いてくれるスタッフがたくさんいることが一番重要です。でも、そんなスタッフは自然と集まってくるわけではなく、店長である自分とスタッフ一人一人との日々のコミュニケーションの積み重ねで生まれてくるものなんですよね。だから、自分一人の力ではなく一緒に働いてくれるみんなのお陰で店が成り立っているという気持ちを忘れずに彼らと接するようにしています。
ただ、私も口下手というか不器用な人間なので、私なんかよりも部下の社員の方がアルバイトとのコミュニケーションが上手だったりして(笑)、彼らには本当に助けてもらっていますね。最近やっとお店が軌道に乗り始めて落ち着いてきたので、スタッフともじっくり話す機会ができてきたなというところです。でも、アルバイトの子たちって自分と一回りくらい年齢が違うわけなんですよ。どういうコミュニケーションが正解なのか分からなくて、最初の頃はお客様だと思って接していましたからね。(笑)でも、そのお陰で学ぶこともたくさんありましたし、思いもよらないところで成長の機会に巡り合えたと思っています。
店長昇格から、今はある程度余裕も出てきて、チームとしてのコミュニケーションも取れてきた段階なので、ここからもう一段上のステージに挑戦していきたいです。今一度気を引き締め直し、お店の売上規模の拡大や人の育成、無駄な時間を減らして余裕を持って動いていく、現場からマネジメントの方により重きを置いていく働き方をしていければと思います。今の私の「演じるべきできる人間像」はそこですね。

お店とスタッフたちを一人前にする

先ほどはコミュニケーションの難しさを語りましたが、人の成長をマネジメントするのもまた難しいと最近強く感じています。
今、店舗には私以外に2人の社員がいるんです。最近入社した1人はなるべく早く店長になりたいと意気込んでいて。もう1人は3年ほど働いていて、もうすぐで店長になれるかなというところまできている状態。ただ最近入社した社員の方が、入社からまもない分、モチベーションが高く働き、前向きな姿勢で仕事に取り組んでいるんです。逆に店長昇格が目前で期待もされている3年目のスタッフの方が慣れもあって、少し気が緩んでいたり。そういった状況の異なるスタッフが同じ場所にいると、それぞれへの飴と鞭の使いわけが非常に難しくて。同じ言葉をかければいいというわけでもなく。ただ、結局これもコミュニケーションが本質ですよね。
私自身、現在の店長よりも上のポジションを目指したいという意欲がずっと湧いていますし、そのためにもまずは、自分のお店を、そして自分のお店のスタッフたちを、一人前に育てていけるようになっていきたい思います。まだまだ自分磨きをしないといけないことだらけです。

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